微笑ましくて切ない光景・・・

駅前周辺A地区のTNRは去年の秋から続いています。
そこの地区ですでにTNRをした灰白猫のオスとマダラ模様のメス猫さん。
最近こんな風によく一緒に行動しています。

こちらは駐車場でまったりとお昼寝しています。

お昼寝が終わって、民家のブロック塀の上を歩くのも一緒。
大柄な灰白君のあとをマダラ模様の小さなタヌ子(ボランティア仲間ではそう呼んでいます)がトボトボついていく。
灰白君もタヌ子さんをとても気遣いながら、歩調を合わせて歩く。
このタヌ子さん、実はTNRの対象にはならなかった子。
歩き方もヨタヨタしていて、もうだいぶお年のように見受けられる。
避妊手術の際の捕獲や麻酔に恐らく耐えられないであろうという判断です。
餌場にみんながご飯を食べにくる時間には来ません。
力関係でご飯にありつけないからです。
みんながお昼寝している昼間に餌場付近をヨタヨタウロウロしているのです。
ですから、私たちボランティアはこの子のことがとても気がかりなのです。
近くの餌やりさんもこの子を見かけたらこの子からご飯をあげるようにしていると言われていました。
そのタヌ子と元気はつらつの若い灰白君がいつも一緒にいるのは謎です。
もしかしたら、灰白君はタヌ子さんの息子さんなのかも知れませんね。
何にせよ、この2匹が連れ立って行動している姿は本当に微笑ましいのです。
この辺りは猫が大好きな人と大嫌いな人が混在しておられます。
どうかこんな2匹の微笑ましい光景がいつまでも見られるようにと祈るばかりです(タカハタ )