三田市クラウドファンディング第2段!!

兵庫県三田市が飼い主のいない猫対策事業の一環として、ふるさと納税型ガバメントクラウドファンディング(行政によるクラウドファンディング)第2弾を開始しました。

三田市は令和3年度5月から、飼い主のいない猫の不妊手術費のための補助金制度を立ち上げ、初年度の予算45万円をわずか2ヶ月ちょっとで消化しました。あまりの反響に、飼い主のいない猫対策の必要性と市民の関心の高さを受け、昨年からガバメントクラウドファンディングに挑戦し、短期間で105万円という寄付金を集めることができました。この寄付金は全て飼い主のいない猫対策事業に充てられます。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1647

三田市では飼い主のいない猫に起因する問題があちこちで起こっています。野良猫が増えすぎる、庭を荒らしたり糞尿をする、春の繁殖期の鳴き声がうるさい、生ゴミを荒らす・・・などの被害に困っている人が少なくありません。

また片方では、飢えたり交通事故にあったりする野良猫を可哀想に思って胸を痛めている人もたくさんおられます。

今、国をはじめとして各自治体が推奨し進めているのが「野良猫の不妊手術」です。TNR(捕まえて不妊手術をして元の場所に放す)という活動です。野良猫を捕まえて不妊手術を施すなんてことは、一見自然の摂理に反して残酷なことのように思われますが、生き延びる当てのない命が無制限に生まれることは、やはりそれ以上に残酷なことです。

外の猫を取り巻く環境はそれはそれは過酷です。猫の繁殖率が高いのはそれだけ無事に生き残れる可能性が低いからなのです。極度の飢え、病気、怪我、交通事故、子猫に至っては天敵からの攻撃などで命を落とします。痩せてガリガリでボロボロのヨレヨレになって餌を探す姿は胸を抉られる思いです。

そのように不幸な外の猫を増やさないためにも、TNR活動が今の所は一番マシな野良猫問題の解決策であると考えられています。

そのための活動資金を三田市がふるさと納税に絡めて募集しています。ふるさと納税型なので、何より節税対策にもなります。ありがたいです。そして三田市以外の寄付者(1万円以上)には素敵な返礼品も今年は用意されています。

各メディアも三田市の画期的な取り組みを記事に掲載してくれています。

どうか皆様、三田市の飼い主のいない猫対策事業にご理解を頂き、ガバメントクラウドファンディングにご協力お願い致します。(タカハタ)

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