餌をやるなら不妊手術を!!

ホームページを見て相談したとお電話がありました。

去年裏庭にオスの猫が来て、お腹を空かせている様子だからと餌をやったのが始まり。

もう1匹オス猫を連れてきて、さらに1匹のメスもやってきた。

オスは頻繁には来ないけれどメスが6月に350グラムの弱った子猫を連れてきた。

優しい餌やりさんはその子猫をお医者さんに連れて行かれたが、最終的には助けることは出来なかったそう。

この段階でメス猫の不妊手術をしてやって欲しかった。

更にその後、7月の末に5匹の子猫を連れてきた。

その子たちが今は生後3ヶ月近く経ってここまで成長した。

ギリギリ子猫ではあるが結構成長しています。

餌やりさんは生後2日目からこの子たちを見守ってこられ、この先このまま外に居ても寒い冬がやってくるのに果たして幸せなんだろうかと心配になられました。

家には手術を終えたばかりの神経質な犬がいて、猫が家に入ってくることを許さない状況だとか。

子猫たちを引き取って里親探しをしてほしいとのことです。

このような相談は頻繁にあり、さんだねこCLUBでは基本的に猫の引き取りはしないことにしています。

とは言え、一旦聞いてしまった話をむげに断れない弱ーい私。

預かりスタッフのKちゃんの後押しもあり、これで最後と母猫の手術のための捕獲と子猫の保護に踏み切りました。

母猫さんはこちらのお宅の庭で温かいお家を作ってもらい、生涯ご飯をあげ続けていただく事を約束してもらいました。

避妊手術を頑張って「さくらねこ」の仲間入りです。

今はだいぶ怒っていますが、もう妊娠しないで済むしこれからは自分の身を守ることだけを考えて生きていけるのでだいぶ楽なはずです。

このお宅の裏庭はこんなにも恵まれた環境。

大自然の中で飢える心配もなく、今後は幸せに暮らしてね♡♡

子猫たちを引き取る際には涙を浮かべておられた餌やりさん。

お腹を空かせている子に餌をやらずにいられない優しいお気持ちは私たちも痛いほどわかるのです。

でも、餌をやるならその責任において不妊手術を実施してほしいものです!

子猫たちのことは精一杯頑張りますので、優しい里親さんがみつかるよう祈っていて下さいね(タカハタ )

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