猫虐待事件 兵庫県三田市

閲覧注意!!
本当に許せない事件が起きました。
先週のことです。
三田市内某地区の自治会からの依頼で、先月からTNRを進めている現場。
来週第二回目のTNR活動を行う予定になっていた現場の住民の方から私に連絡が入りました。
「猫が罠にかかっている」と。
捕獲器を仕掛けるのは1週間先なのにどういうことかと駆けつけてみると、トラバサミに前回不妊手術をしたさくらねこさんが腕を挟まれて動けなくなっていました。

右の前脚がガッチリとトラバサミに挟まれ血も流れています。
何者かが不法侵入してこのお宅に忍び込み、ガレージの奥の温室の支柱にこの罠を仕掛けて帰ったようです。
この日の三田の夜は相当寒く、痛さと寒さでだいぶ弱っていました。
すぐにボランティア仲間のKちゃん夫婦が駆けつけてくれて罠を外してくれました。

痛くて痛くて脱尿脱糞。
可哀想に震えていました。
物言わぬ弱い生き物をこんなふうに虐めて喜んでいる人って、一体どんな風に生まれてどんな風に育ってどんな風に生きてきたらこんな人間になれるんだろう。
動物を遺棄したり虐待したりすることは犯罪です。
動物を殺したり、傷つけたりした場合は2年以下の懲役または200万円以下の罰金です。
こんなこと法律で決められなくても、人間として普通は出来ることではないです。
どんな事情があったとしてもやってはいけないことはやってはいけないのです。
困った事情があるなら解決に向けてまずは努力しましょう。
弱いものを傷つけるという方向へ向かってはならないのです。
すぐに三田警察に通報し駆けつけてもらいました。

どこまで調査が進んでいるのかは不明ですが、事件としてきちんと対処しますとのことです。
被害猫は自身もまだ幼さの残る母猫、子猫が心配そうにずっと母の周りから離れませんでした。
手はぺっシャンこになって広がっていました。お医者さんの話では骨も見えていたそうです。

三田警察には是非頑張って頂いて、犯人を検挙して欲しいです。
第二の被害猫が出ないように、絶対に犯人を見つけて欲しいです。
本当に許せません(タカハタ )