おっさんずラヴニャン❤️

今月11日に駅前周辺B’地区で2匹の野良猫さんが捕獲器に入ってくれました。
その内1匹は何ヶ月も前から首に大きな怪我を負った黒猫オス。

怪我の写真はあまりにもショッキングですのでここではアップするのを控えさせて頂きます。
この男の子は推定5歳前後。駅前周辺B地区の野良猫一族のみんなととても仲良くやっています。
先日、この地域のキジママさんをTNRでリターンする時に、キジママさんが自分の娘を探して鳴きながら辺りをぐるぐる走り回っている間、ずっとついて回って一緒に探してあげていました。
ご近所の理解者が「あれは心配で一緒について行ってやってるのやで」と。
自分は大きな怪我をしながらひとの心配をしてあげられる猫ってなんて素敵なんだろう、きっと保護して怪我の治療をしてあげるからねと心で呟いていました。
その子がやっと捕獲器に入ってくれました。
そして去勢手術と同時に怪我の縫合手術も無事終えました。
この日もう1匹が捕獲器に。

この茶白オス(推定5、6歳)は去勢手術に連れて行ったのですが、手術前に呼吸困難になり急遽連れて帰り病院へ。
だいぶ心配しましたが、猫ウィルス性鼻器官炎による気管支炎が悪化していて、それによって呼吸困難を引き起こしていたようです。
上の黒猫さんと共にこの子もしばらく療養です。
そして最後は三田市内の民家のガレージに現れて保護された茶トラオス(推定3歳)

やさぐれ度が半端ないこの子、猫風邪からの結膜炎が酷く、去勢手術の際に2週間効果が持続する抗生物質の注射を打ってもらいこちらもしばらく療養。
という訳で、預かりボランティアをやってくれているKちゃんのお宅の預かり部屋は現在「おっさんずラブ❤️」状態(笑)

今はゴッドマザーKちゃんの甲斐甲斐しいお世話のお陰で、3匹ともかなり快方に向かっています。
外を走り回っていた環境からいきなり狭いケージに閉じ込められて療養生活を送り始めた頃は、ハンガーストライキやケージの中で大暴れをしていた3匹ですが、今ではKちゃんにご飯のおねだりをするほどに。
お茶目なおっさんずニャンです^ ^
いつもすんなりTNR出来る子ばかりではありません。
縁あって私たちの前に現れてくれた野良猫さん達。
困っているその姿を見たらとても知らん顔できません。
私たちに出来ることは微力ですが、せめて関わった子達だけでも力になれたらと思います。
新型コロナウィルスによって様々な規制や不自由を強いられている状況ですが、野良猫さん達にはそんなこと全く無関係。
そのマイペースな姿に癒されたり、パワーをもらったり。
いつもありがとうね!!(タカハタ )