TNRはずっと辛い

ここ3日ほどの三田市はとても寒いです。

暖冬とは言え、このところの寒さは去年の一番気温が低かった日より寒く感じました。

こんな雪の舞う日もお外の子はたくましく生きています。

この写真は一番寒かった一昨日、空から吹き降りてくる雪を眺めながらじっとうずくまって耐えている猫。

この子は農家の庭で親戚揃ってご飯をもらっていました。

姉妹猫の姉とその子猫2匹=3匹  姉妹猫の妹とその子猫4匹=5匹  合計8匹

このままでは無限に増えていくことが容易に想像されたので、餌やりさんの協力の元8匹全頭の避妊手術を行いました。

写真はその時の一部です。

8匹のその後は、幸せになった子もいるのですが辛い現実も待っていました。

姉妹猫の姉の子猫2匹と妹の子猫1匹は保護して里親さんにもらってもらい、今はとても幸せに暮らしています。

けれど姉妹猫の姉の方はその後数ヶ月で行方不明。

妹の方は1年後に交通事故死。

妹の子猫4匹の内、1匹が変死。

そして残ったのが上の写真まん中のキジ白♀と左の茶白♂の2匹だけです。

悲しい事故を目の当たりにする度に胸が引き裂かれる思いです。

どうか無事に生きていて欲しいと毎日姿を確認しに行ってしまいます。

こんな思いをするのなら、全員保護してやればよかったと何度も後悔しますが後の祭り。

手術を終えてリリースする時に、一目散に走っていく野良猫たちの後ろ姿を見る時が一番辛い。

これ以上過酷な境遇の野良猫を増やさないためにも、前を向いて取り組まなければいけないことがあります。

地球は人間だけのものではない・・・当たり前のことですが、それをまだ理解しようとしていない人がいっぱい。

いつか大きな代償を払わなければいけない時が来ます。

その時に初めて人間がやってきた傲慢で卑劣な行為を悔いても遅い。

「ニャンとかなるさ!」では済まされないのです(タカハタ )

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